吉野家HDが1/10に3Q決算を発表しました。上方修正にも関わらずなんと・・・急落!!!


吉野家ホールディングスが1/10に2020年2月期の第3四半期決算を発表しました。


売上高   前期比 +6.6 %
営業利益 -562百万円→ 2,890百万円
経常利益 -129百万円→ 3,351百万円
当期利益 −1,558百万円→ 1,774百万円
1株利益 -24.14円→ 27.47円

これぞV字回復ってやつですね。

中間決算の記事の時に上方修正の発表をするんでしょうねって書きましたが、やっぱり業績予想の修正が有りました。
売上高 +3.4%、 営業利益はなんと、+260.0%、経常利益もなんと、+166.7%になっています。

創業120周年施策として販売した、牛丼の新サイズ「超特盛」「小盛」、「特撰 すきやき重」、「月見牛とじ御膳」などの商品施策や、6月に実施した「テイクアウト80円引き」が好評だったことに加え、消費増税が行われた10月以降も「牛丼・牛皿全品10%オフキャンペーン」 や冬の定番「牛すき鍋膳」「麻辣牛鍋膳」などが好調で売上高が前年を大きく上回ったようです。


経常利益の通期会社予想は、4,000百万円で3Q実績は3,351百万円と進捗率では 83.8%と良い感じです。
コンセンサス予想では、4,650百万円と高めで進捗率で 72.1%とちょっと足りなめです。


会社予想の
売上収益の進捗率は、74.4%
営業利益の進捗率は、80.8%
純利益の進捗率は、1,774%
になっています。(3Qで75%が達成ラインです)
純利益の修正はなかったのでこんな数字になってしまいました。

配当額予想の修正も無く、年間20円になっています。
予想EPSからの配当性向は1,290.3%で異常な高さです。

今の通期予想の一株益のPERは、 1,951.61倍で前回よりも更に上がっています。


セグメントでは、
吉野家 対前年同期比7.6%の増収、104.4%の増益
同期間の店舗数は、23店舗を出店し、19店舗を閉鎖した結果、1,214店舗となっています。

はなまる 対前年同期比6.2%の増収、90.1%の増益
同期間の店舗数は、22店舗を出店し、10店舗を閉鎖した結果、524店舗となっています。

アークミール 対前年同期比1.6%の減収、2億58百万円の減少
同期間の店舗数は、12店舗を閉鎖した結果、158店舗となっています。

京樽 対前年同期比3.6%の増収、89.2%の増益
同期間の店舗数は、12店舗を出店し、12店舗を閉鎖した結果、333店舗となっています。

海外 対前年同期比4.7%の増収、48.5%の増益
同期間の店舗数は、100店舗を出店し、40店舗を閉鎖した結果、983店舗となっています。

このアークミルは安楽亭に譲渡されます。


で、発表翌営業日の株価は、-289円と大きく下がってしまいました。
上方修正したのに・・・、コンセンサス予想に届かなかったため失望売りになったからとか。

会社予想から5億も6億円も高い予想されたらかないませんよね。
個人的にはコンセンサスとレーティングは株価操作以外の何物でも無いと思っていますが、あるものはしょうがないのでこれに翻弄されないようにしたいですね。

でもまあ、中間決算で200円以上上げていますので、その分下がったって感じです。(実際はそれ以上下げていますが)

まぁ、これでPERもちょっとは下がりました。焼け石に水ですけど。💧

吉野家さんにはこれからも頑張って欲しいです。


広告
企業の経営状況を的確に判断するために不可欠の知識をやさしく解説。随所に確認のための練習問題を収録。
決算書の見方・読み方 (「融資力」トレーニングブック) [ 酒井啓二 ]