イオンが1/10に3Q決算を発表しました。会社予想より少なかったですが、株価はこちらの予想に反して上がりました!


イオンが1/10に2020年2月期の第3四半期決算を発表しました。

売上収益 前期比 +0.8 %
営業利益  〃  -5.4 %
経常利益  〃  -15.3 %
当期利益  〃  -6,343百万円
1株利益 0.75円→ -7.54円

利益はかなりのマイナスになってしまいました!

が、これは連結子会社のイオンディライト株式会社の子会社である株式会社カジタクで判明した過年度の不正会計処理及び誤謬の修正額を、第1四半期に一括計上したことが主な要因なので、その影響を除くと下のようになります。利益がすごく上がっていますね。

売上収益 前期比 +1.0 %
営業利益  〃  +7.9 %
経常利益  〃  -2.1 %
当期利益  〃  +150.2 %


業績予想の修正は有りません。

不正会計を除く実績で、経常利益の通期会社予想は、220,000百万円で3Q実績は107,923百万円と進捗率では 49.1%と結構足りないですね。
コンセンサス予想では、211,180百万円で進捗率で 49.1%でした。


会社予想の
売上収益の進捗率は、74.4%
営業利益の進捗率は、51.1%
純利益の進捗率は、6.3%
になっています。(3Qで75%が達成ラインです)
純利益は去年よりも150%も増えているんですが、会社通期予想に対しては結構低いです。

各セグメントで見ると、

GMS事業 営業収益 対前年同期比 100.2%、営業損失は、181億26百万円で前年同期より 6億88百万円の増益

SM事業 営業収益 対前年同期比 98.9%、営業利益は、同34.4%

ヘルス&ウエルネス事業 営業収益 対前年同期比 110.5%、営業利益は、同 128.6%

総合金融事業 営業収益 対前年同期比 110.1%、営業利益は、同83.6%

ディベロッパー事業 営業収益 対前年同期比 103.6%、営業利益は、同 118.2%

サービス・専門店事業 営業収益 対前年同期比 96.4%、営業利益は、同 22.0%

国際事業 営業収益 対前年同期比 99.2%、前年同期より 58億12百万円の増益

配当額予想の修正も無く、年間36円になっています。

予想EPSからの配当性向は121.2%でかなり高いです。一株益以上の配当になっています。

で、発表翌日の株価は、+56円と予想未達だったので下がると思っていましたが、予想に反して大きく上がりました。



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